トップメッセージ
社会のため、人のために。
繋ぎ続け、変わり続ける。
今から117年前。
ハリマ共和物産の歴史が始まりました。
大問屋がしのぎを削るなかで、後発の問屋が生き残るにはどうすればいいのか。
先代たちは、懸命に知恵を絞り続けてきたのだと思います。
その時代に合った商品を仕入れ、
新しい業態の販売店との取引を拡大。
日本初となる卸売業のボランタリーチェーン立ち上げにも参画し、
流通史に残る激動の時代を先代たちは知恵と挑戦心で生き抜いてきたのです。
この精神こそが、当社の原点。
今では「システムのハリマ」と評されることもありますが、時代に先駆けてコンピュータを導入したことも、
第三者として物流機能を提供したこともEC事業に参入したことも
すべては時代時代における在るべき姿を、我々が世の中にできることを追求しただけなのです。
「物的流通を通して社会に貢献すること」
この経営理念を掲げてきた私たちにとって、昨今のSDGsもESGも、当たり前の責任として取り組んできたものに他なりません。
今後も時代はめまぐるしく変わっていきます。
情報の流れや物流の流れを整理する限り、流通業界も大きな変革期を迎えることになるでしょう。
しかし、姿かたちは違えど人が人にモノを、想いを届けるという本質的な営みがなくなることはありません。
古いものがわるい、新しいものがいい、というのも幻想です。
重要なのは時代の本質を捉え、変化に挑戦し続けること。社会のため、人のために。
ハリマ共和物産株式会社代表取締役社長津田信也