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コーポレートガバナンス

1.基本的な考え方

ハリマ共和物産株式会社は、「物的流通を通して社会に貢献する」ことを最優先の経営理念と捉えています。この理念は、株主、取引先、従業員、そして私たちの業務を支えるすべてのステークホルダーに向けての約束であり、その実現に向けては、コーポレート・ガバナンスの充実と強化が不可欠な課題と認識しています。
また、私たちは、このガバナンスの充実と強化を進める中で、経営の効率性と健全さを向上させ、一方で公正かつ透明度の高い経営体制の確立を目指しています。「組織としての機能性があって初めて企業と言える。そしてその組織を最適に運用するには、取締役の姿勢、道徳性、そして能力が重要だ」という観点を持っています。
これにより、私たちは取締役会の指導の下で、グループ全体の収益力と企業価値を向上させ、さらには強固な事業の基盤を築くための各種施策を展開しています。この全てが、私たちの第一の経営理念である「物的流通を通して社会に貢献する」ことに資するものであり、この道を突き進むことでステークホルダーの皆様に対する私たちの約束を果たす企業を作り上げていきます。

2.企業統治の体制

  1. (1) 企業統治の体制の概要およびその体制を採用する理由

    私たちは、流通という社会インフラの一翼を担っており、平時・有事を問わず、安全・安心な流通ネットワークを構築し、 社会的価値と経済的価値を両立しながら成長していくことが使命です。
    また、流通が効率的に行われることで、環境に与える影響を最小限に抑え、社会全体に良い影響を与えることができます。

  2. (2) 責任限定契約の内容の概要

    当社と各取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)は、会社法第427条第1項の規定に基づく当社定款第27条の定めにより、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。

  3. (3) 内部統制システムの整備の状況

    当社では、適正かつ効率的な経営により企業価値の持続的な拡大を実現することができるよう内部統制システムの整備に努めております。
    コンプライアンス体制については、コンプライアンス基本方針、規程、行動基準を整備し、コンプライアンスの徹底を図っております。また取締役、執行役員および従業員に対する教育啓蒙を行うほか、コンプライアンス委員会を定期的に開催し、コンプライアンス状況の把握に努めております。

  4. (4) リスク管理体制の整備の状況

    当社では、法令、災害、環境等のリスクについて、それぞれ必要に応じて担当部署や担当者を定め、規程・マニュアル等の制定ならびに当社グループの取締役、執行役員および使用人に対する教育・啓蒙等を行っております。また、委員会を定期的に開催し、当社グループのリスク管理の進捗状況を管理しております。

  5. (5) 子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況

    各子会社を管掌する部門の長たる取締役または執行役員は、当社の社内規程に基づき、当該子会社における重要な意思決定または事実について、当社の承認を得、または当社に対する報告を行っております。

3.取締役の定数

当社の取締役は12名以内とする旨を定款で定めております。

4.取締役の選任の決議要件

当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、ならびに累積投票によらない旨定款に定めております。

5.株主総会の特別決議要件

当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は以下のとおりであります。

図版PC:コーポレート・ガバナンス体制の概要 コーポレート・ガバナンス体制の概要